私のお産〜HypnoBirthing®で第二子を出産しました〜

      2017/05/18

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はじめに

こんにちは。

おかげさまで、産後二ヶ月が経ちました。

やっと、PCの前に長く入れるようになり(目が疲労するので避けてました)、筆をとることができましたので、『わたしのお産』なるものを残しておきたいと思います。

今回私はHypnoBirthing®ヒプノバーシングというのを、出産前に学び、それを実戦して産みました。

▶️私がHypnoBirthing®に興味をもった経緯・理由はこちら
▶️HypnoBirthing®については、こちらが公式HP

※このHPにある実際の映像は、しょっぱな見ると、結構ドキドキするかも(笑)。この映像では水中出産が多いですが、ヒプノバーシングと水中出産は直接関係ありません。実際、私も産んだのは陸です(笑)。畳の上の布団で産みました。

 

ここでは、その経験を記録しておきたいと思います。

これからお産を経験される方、妊娠されるかた、子育てされてる方の少しでも役立てば幸いです。
そして、また産む時の未来の自分のためにも。覚書♫

お産は、沖縄の母子未来センターにお世話になりました^^

※また、この記事には、ポジティブな面ばかりを書いている可能性があります(私が意識した以上に、無意識にそうしている)ので、そこんとこ差し引いて、感じていただければ幸いです。

 

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わたしのお産2017年
HypnoBirthing®(ヒプノバーシング)で第二子を出産しました
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2017年3月12日 18時35分 満月の日 に
3,420gで男の子を出産

 

名前は私の祖父の名前をいただきました。(漢字は変えました)。ちなみに長女は、主人の祖母の名前をいただいています。

今回のお産を、時間という面でみますと、

10分感覚の陣痛(ここでは、以後、子宮波or波と表現します)から

全体で「6時間」。子宮口が全開してから「1.5時間」という
第一子から考えると、信じられないほど早くスムーズなお産になりました。

ちなみに、第一子(長女)の時は、
全体で「38時間」。子宮口が全開してから「15時間」
ですから、まさに驚異的な違い。

この差は、「二人目だから楽」なんて言葉では説明が
つかないかなと感じています。

※赤ちゃんの身体だけを考えると、
第二子は3420g 頭囲34cm
第一子は3118g、頭囲35cm
ですから、今回の方がgは大きいです。頭位は小さいです。この差はあるかも。

つまり、これもHypnoBirthing®穏健が大きいと私は思っています。
事前に「4時間で生まれてくれ。(長くて6時間)。自宅で2時間、産院で2時間が理想。」
お願いしていたのと、全く同じ時間だったからです。

 

念のため記しておきますと、HypnoBirthing®では「分娩時間が短い=良い、安産」とは決して言っていません。

そして、「ヒプノバーシングで産む=痛みなく産む」とも言っていません。

 

”ヒプノバーシングのお産=自分たちが思い描く通りのお産” なのです。

そして、私も今回はそれ(お産は時間ではない)を実感しました。

 

私も三人目を産む時は、
「時間は適度な長さで、母子ともに、終始心地よく産まれてきてね」
などとお願いしようと思っています。

 

また、
一人目は、促進剤も麻酔も使い、会陰も切れました。
二人目は、薬まったく0、会陰も切れませんでした。

これも、ヒプのバーシングのおかげだと、今回のお産を経験した自分の中には確信と言える感覚があります。

さて、それでは、私のお産当日を振り返ってみたいと思います♫

一言で言えば、第1子以来、「怖い」と感じてたお産が、「楽しい。こらならいける」と変わったのです。

 

お産当日を時系列で振り返る

3月12日(日)午前11時頃。
2歳半の長女のために、家族で演奏会に出かける。11時開演で、1時間演奏を聞いていたが、その間に6回ほど波(陣痛)がくる。

実は、既に2週間前から時々夜寝る前に、子宮波がきていた。なので、ここ2週間ほどは、「今日来るか今日来たか?」と思う日々を送っていた。

今から思えば、2週間前から、お産は始まっていたのかもしれない。自分の体の感覚だが、お産が始まっているのと同じような感覚が、2週間前からあったからだ。もちろんずっとではなくて、消えたり現れたりしていた。

 

話は当日の11時に戻して、

上記の理由で、この日も波がきても、本当にこれが本番へつながる波なのかどうか確信が全然持てなかった。が、念のため、この日お友達家族とランチへ行こうと思っていたがやめて、おとなしく、家に帰ることに。

帰宅したのが12時半前。ここまでくると、ほぼ確実に、本番の波がきたなと認識。

今のうちにと、上の子にお昼ご飯を食べさせ、パパにもお弁当を食べておいてもらう。その後、長女を添い乳でお昼寝させる。

ちなみに上の子はまだ、添い乳で寝ているのですが、お産直前のお昼寝、ならびに、お産当日の睡眠時にも添い乳をしていた私。われながら、タフだなと思いました。

 

14時ごろ、ソファーに横たわり、子宮波が何回も来るのをHypnoBirthing®でリラックスしつつ感じる。
15時半ごろ、気づくと、7分間隔になっていた。
助産師さんへ電話。「急ぐ必要はないけれど、そろそろ来ましょうか」ということで、パパと長女を起こして、行く準備。15時50分。

ここまでは、波(陣痛)が来ても、HypnoBirthing®の呼吸などで、リラックス状態を上手にできていたと我ながら思う。普通なら、結構な痛さを伴う子宮波だったと思うが、「じわ〜〜」「じーーーん」という間隔を味わいながら、ヒプノバーシングでリラックスしていた。

そして16時20分ごろに家をでるのだが、一気に、お産が進む。
玄関を出る直前に、子宮波がくると、すでに立てない状況に。はいながら、玄関までいった記憶があります。

16時30分に下に降りて、車に乗り込む。
乗り込んですぐの子宮波で、声がもれる。(おそらく、ここで全開した)

全開してからは結構大変でした。
というのも、ちょうど移動と重なってしまったためにどうしても、リラックス状態からぬけ出ることが多くて、車内ではもうろうとしながら、なんとかHypnoBirthing®を実戦していました。

 

▶️ちなみに、この時の状況を夫の視点から書いた記事こちら

けっこうウケます。私も爆笑してしまった。。
書いてることは、ほんとその通り!(ぼほ事実)。なのだけど、当時の本人からしたら必死ですよほんと。

 

さて、話を戻して
17時に助産院へ到着。「全開してるね」と言われ、分娩のお部屋へ。

そこから、助産師さん的には、30分で生まれると思ったそうですが
結局、90分かかり、18時35分に出産
(最後、首にかるくヘソのをが絡まっていたので、ゆっくり生まれたそうです)

スクリーンショット 2017-05-17 13.00.53

※パパがヘソのをを切っているところ。長女はじーーっと見入ってました。

 

そして、今回出産した、「母子未来センター」の担当の助産師さんには本当に救われました。

ここの記事では、HypnoBirthing®に注目して書いているので、記載してなかったですが

産院について全開してからの90分、波(陣痛)と波の間に、助産師さんが抑えたり、さすってくれている手はまさに「神の手」! 助産師さんが少しの間、その場を離れ、その手がなくなると「やめてーーーいなくならないでーーー!!!」と心の中で叫んでいました。

また、産院についてからの90分は、長女も本当にがんばってくれました。事前に、長女には説明はしていたものの、いきなり母が叫びだしたり、苦しそうにしだしている。(全開するまでの子宮波(陣痛)は、静かなHypnoBirthing®の呼吸だったので長女は気づいてません)

お産の部屋にもいたたまれなくなって、長女は何回か外にも出ました。しかし、パパの協力もあり(夫は本当にすばらしいサポートでした。私にとっても長女にとっても)最後の方は、長女も部屋にいてくれ、私の手を握ってくれました。

 

最後の生まれる瞬間、叫びながら、短く複式呼吸する私に
夫は、さっと体をのりだし、私に抱きつかせてくれました。
これは本当にありがたくて、感動し、とても大きな愛を感じました。

 

夫には本当に感謝しています。

 

長女も、産まれて第一声は「こわい」でしたが
5分後に気持ちが切り替わってからは、
「赤ちゃんかわいい」と可愛がってくれています。

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産まれた子供は

産まれた子供は、本当に育てやすく

よく寝てくれます。

一人目とここも大違いです。

夜はぐっすり(最小4〜5時間、最長7〜9時間スパンで寝ます)、
昼間も、生後3週間は、おっぱい飲ませたらその後ほとんど寝てました。
機嫌よく目を開けて起きていることも多々あります。

 

お産全体を、後から思い返すと、

全開するまでの波は、不快連想がついていません。

 

「気持ちよかった」まではいかないのですが、
言葉だと「まだいける」とか「上手だな〜」という記憶です。
「不快ではなかった」のです。

 

ただ、全開してから(私の場合は、車内〜助産院ついて2時間弱)は、
結構たいへんだったという記憶になっています。

「やっぱここまでつらいか(一人目の記憶が蘇るのもプラスされている)」「はやく終わって欲しいぞ」
とか思っていたのを覚えています。

 

※ちなみに、本当にHypnoBirthing®を実戦できている人は、最後までリラックス状態に入っていて、私みたいに叫んだりしないようです。。この記録はあくまで、私の場合のお産です!ので、HypnoBirthing®イコールとは考えないでくださいね。
あくまで、HypnoBirthing®を実戦して産んだ、私の記録です♫

 

あなたのお産は、あなたに合ったベストなものにきっとなるとおもうので✨

 

沖縄のお友達に教えてもらったこと

HypnoBirthing®とは別物で関係ない話なのですが、
ぜひここで紹介しておきたく、記載させてもらいます。

ご出産されるときに、ぜひ参考にしてほしいです!
すぐできることなので!

これは沖縄のお友達に教えてもらったこと。
彼女は、第一子の出産最中に気づいて、実戦したらしいのですが
これは聞いておいて本当によかったです。とても役立ちました。

 

お産の陣痛(彼女も、”波”と表現していました)は、
ついつい、痛いと感じやすいのもあり、「敵」と思いがちです。
しかし、この痛み(波)は、あなたの子宮口を開いてくれる

「味方」なのです!!!

陣痛(波)がくるたびに、「いやだ〜〜」ではなくて
「子宮口よ開けひらけ〜〜〜」「この波は、私の子宮口を開かせてくれているんだ〜〜」
と思うとよいというの!

彼女は、それ(=子宮波は味方、子宮口を開くためにきてくれている)
に気づいてから、一気に子宮口が開いてくれたということなのです。

実際わたしも、子宮口が全開するまでに
第一子は、丸1日(23時間かかりましたが
第二子は、4時間でした。

 

まとめ

感想としては、

HypnoBirthing®をやっておいて本当によかったです。
産む前も、産んでいる最中も、産んだ後も
本当に役立っています。

妊娠中は、つわりや、人混みの中で気持ち悪くなった時などでも、
サージ呼吸(HypnoBirthing®の呼吸の一つ)。

産んでいる最中はもちろん、
産んだ後の、子宮の戻り(後子宮波)も4日間くらい結構つらかったですが
HypnoBirthing®で学んだ呼吸と脱力(リラックス)が役立ちました。

感情のデトックスも大分進みました。
また、因果関係は不明ですが、、願ったことが叶う速度が、とても早まった気もしています。

(余談)ちなみに、HypnoBirthing®では、ヒプノシスというリラックス状態(日本語では脱力に近いのかしら?)
に入ることが大事なのですが、

このヒプノシスという状態は、
完全に体が脱力している状態で、「寝ている時」と「起きている時」の狭間のような状態です。
瞑想にも近いのかもしれません。

私は、産む前に毎日、練習を30分〜2時間ほどしていましたが
このヒプノシスの状態に入ると、身体は完全に脱力して、寝てるようになり、頭は冴えているのです。

なので、自分のいびきが聞こえてきたりしていました。(笑)

私、瞑想って苦手で、ほとんどうまくいった経験が無いのですが
ヒプノバーシングは自分に合っていたのか(というか、女性に合いやすい?)
楽しく、心地よく取り組むことができました。

お産を経験する女性にとって、このHypnoBirthing®のような考えを
知っているか知らないか天と地の差だと思います。

すべての女性に、知識としては知っておいて欲しい
必要な人には、実戦レベルまで身につけて欲しい
そう思います。

それが、本人のためだけでなく
子供のため、夫のため、家族の為となると信じています。

今回わたしは、
たくさんの人、環境に助けられ
おかげさまで、本当に素晴らしい経験となりました。

 

そして、次回のお産はぜひ、
自宅出産に挑戦したいと思っています。

 

そして、HypnoBirthing®で今度は、終始、気持ちよく心地よい中で
お産ができればいいなと思っています。

 

 

追伸

HypnoBirthing®にご興味のある方や、もっと知りたい場合は
直メールもしくはコメントください♫
もしくは、公式HPから協会に問い合わせてみてくださいね〜〜。
そして感想もぜひ教えてください!

▶️HypnoBirthing®ヒプノバーシング公式サイト

▶️HypnoBirthing®で産んだ方の映像こちら

書いた人

高井 真紀
高井 真紀
2児の母。
来沖して3年半、オーガニックな暮らしに挑戦中!
2016年に「宅地建物取引士」取得!

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